暑〜い (;^_^A



今日はグラウンドソフトボール(旧『盲人野球』)の全国大会(11月に行われる『全国障害者スポーツ大会』)の四国予選が、高知市に有る『高知市浄化センターグラウンド』で行われた。

今年の全国大会(よさこいピック高知)は、大会の愛称でも分かるように、よさこい高知国体の後、ここ高知で開催されるため、我が高知県チームは、開催県チーム特権で無条件で出場できる。

僕も小学校の頃からこの競技を続けていたが、全国大会出場の喜びは1度も経験しないまま、事情が有って今年の春でやめてしまった。

優勝は下馬評通り徳島県チーム♪♪

オープン参加の我が高知県チームは、優勝した徳島県チームと交流試合をしたが、1対4で惜しくも破れてしまった(T.T)

今日の大会は秋の全国大会のリハーサルの意味も兼ねていたため、一般公募のボランティアも沢山参加していた。

強烈な日差しの中、観客席に座っていた僕の周りに、仕事が一段落した男子高校生数人が座って雑談を始めた。

「暑いなぁ!!」
「ほんまにもう!おもしろうもないし もう帰りたいなぁ!!」
「なんで俺らがこんなことをやらんといかんがなや?!!」

僕が元選手だと知ってか知らずか、しばらくこんな会話が続いた。

暑い中、しかも日曜日を一日潰してのボランティア!!

彼らにとっては当然といえば当然の愚痴だったのかもしれない。

そして更に会話は続く。

「何時に帰れるんやろう??」
「知らんけどもう適当に帰ろうか!!」
「でも4時半にもう1度集合っていうことは、後片づけもやらんといかんのやない??」
「えぇ?!! もうしんどいやん!! 早う帰ろうよ!!」

この後である

彼らの中で一人黙っていた男の子が、突然

「おまえらぁ、いいかげんにせぇよ!!
やるからにはさいごまできちんとやろうぜ!!
あの人らぁ見てみぃ!! あんなに一生懸命プレーしゆうやんか!!」

僕は涙が出そうになった!!

今こうして書いていても、思い出してまた涙が出そうになる!!

その後永く沈黙した彼ら!!
いったい何を思ったんだろう?!!


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