出会いっていいね(^_-)-☆

*6月11日の「思い」 で「色」の話を書いてから、もう10日も経ったのか〜(・・)

あの「色」の話をきっかけに、いろんな人から助言をいただいたり新たな出会いが生まれたりと、またまた宝物を沢山貰えた感じ\(^^)/

理学療法士で色の勉強をしてる友達からは「補色」の話や各色の印象などを、
「漫画好き」が高じてインテリアデザインの勉強をしてる甥っ子からは「色の3原色」と「光の3原色」のことや「暖色系は経過時間が倍に感じ、逆に寒色系は半分に感じる。 だからお客の回転を速めたい喫茶店やホテルのロビーなどは、インテリアや絨毯に赤などの暖色系を使うことがある。」など、ほんとにいろんなことを教えてもらった。

そして出会いといえば、「色」について解説してるサイトを検索してて、二人の人と出会うことができた。

色の名前って、「Magenta」とか「cyan」とか、英語で表現されてることが多くて、僕には全然理解できずお手上げ状態だった。

そこでまず英和辞典などで一つ一つ訳して、イメージしようとしたけど、これがまたなんとも、わけが解らない(>.<)

たとえば「aliceblue」っていう色の定義があるんだけど、「blue」っていうくらいだから「青系」だということは解るよね。

そこで英和辞典で「alice」を検索してみると、オーストラリアの「Alice Springs」っていう地名って書いてあるけど、これじゃぁどんな色かは解らないよね(・・)

そんなこんなで四苦八苦しているうちに、名城大学短期大学部 情報国際科の、堀川新吾先生による、 *『ネットスケープの232色(232 Colors for NetscapeNavigator)』 というサイトにたどり着いた。

堀川先生は色の和名とその英語名、そしてHTMLエレメント内に書き込んで実際に発色させるためのコードなどを、232色にわたって表に示してくださっている。

しかし悲しいことに、知識の乏しい僕には「濡れ羽色」とか「露草色」などの表現でさえすでに難しくて……(・・)

そこでまたまたネット上を物色してたところ、今度は涼枝優(すずえだ ゆう)さんのサイトに引き寄せられた。

彼女はネット上で創作活動などをしている高校生で色の専門家ではない(本人曰く)らしい。

その涼枝さんが「色の英語名・日本名」というページで、色について、めっちゃ分かりやすい解説をしてくれていたが、受験のため十分なサイト管理ができないということで、残念ながら今はサイトそのものを閉鎖している。

そのサイトでは、たとえば上記の「aliceblue」だったら「極めて淡い青色」とかetc.☆★☆

高校生だよ! どう思う??

こういう説明ページを作ろうという着想自体すごいって、素直に僕は思ったけど!!

でもほんと、全盲の僕に色を見せてくれたって言っても、決して過言じゃないよね☆★☆

そこで僕は、早速堀川先生と涼枝さんにメールを送り、お二人の解説を組み合わせて視覚障害者にも使える「PC上のパレット」みたいなソフトの一部に利用させていただきたい旨をお願いした

すると堀川先生からは「堀内さんからのメールには勇気付けられました。」と、涼枝さんからは「あんな大した事無いデータでお役に立つのなら、もうどんどこ使ってやってください。」と、それぞれ大変嬉しいお返事をいただいた。

そしてソフト制作は『ありがとう』のページでも紹介している *田中君 にお願いした。

そのソフトの概要は、光の三原色(赤 緑 青)をtabキーで切り替えながら、それぞれの色の濃度を上下矢印キーで調整し組み合わせて色を作っていくというもので、できた色の説明部分に、上記お二人のデータを使わせていただこうというわけだ!!

無数にできる微妙な色を全て説明することは不可能だけど、所々にでも説明が有れば、全く解らないよりはずいぶん参考になる!!

また逆に、たとえば「aliceblue」を選択した後で、それに少しずつ赤を足していくとか、そんなこともできるはず☆☆

とにかくソフトの完成が待ち遠しい限りだo(;-_-メ;)o
(このソフトは2004年1月現在、上記「しげとらのページ」内の「自作プログラムのページ」に『シゲパレット』という名前でアップされてます)
それにしても、未知の部分をだんだん知っていくことの喜びって、大変なエネルギー源になるよね(^_^)V


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